忘れてと言ったその唇で寂しいと呟く彼女はあまりにも傲慢すぎると思わない?

眠くなったら口付けて、朽ちてゆく君を見ていてあげる

愛した人は貴方だけ、なんて清純派を演じてはみたものの

キミに騙されたふりをして悲劇のヒロインぶる私はまるで道化師のようだ

優しくしてよ、それが無理なら手酷く傷付けて





触れられないからこそ想いは募るのだと君は言うけれど

嗚呼、これは夢なのだと僕は分かりたくなかった

こんなになっても貴方が好きなのだという誇りを持って死なせて下さい

愛されたいと願い続け、いつしか愛することを忘れてしまった

ハローハロー、届かない愛を今日もキミに送ります




この闇から救い出してくれるなら、悪魔でも構わないと思ったの

キミは笑顔で嘘を吐く、という確信

冷たい床にキスをして、這いつくばるあなたを見ていたい

今宵の喜劇にカーテンフォールなど必要なかったのです

ねえ、翼が無くても飛べると信じてたあの頃にはもう戻れないよ




わざと落とした硝子の靴はまだ貴方のもとにありますか?

気付かないふりをしてくれるキミのその優しさが、ただ痛かった

甘美な夢の中で朽ち果てて逝くだけ

泣きたくなるような眩しい朝に、キミは溶けて消えていった

再会の約束ができないならいっそのこと殺していってよ





幸せになれないこの恋など、何の意味もないはずなのに

愛してる、なんて使い古された言葉はいらないわ

そこに愛が芽生えたのは、地球が廻るのと同じくらい当たり前のことだった

埋まらない距離、もどかしさに噛みしめた唇は今もあなたの温もりを待ってるの

星が消えた夜、僕たちは世界に別れを告げた










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